Friday, May 29, 2009

AfPak’s Odd Couple

Joe Klein
AfPak’s Odd Couple. President Karzai and Zardari are working together. But let’s not pretend they’re perfect.
TIME May 25, 2009

アフパックの奇妙な取り合わせ。カルザイ、ザルダリ両大統領は協力体制にある。しかし、うまくいっているふりをするのはやめようぜ。

  最高の外交家は、ご機嫌取りとストックホルムシンドロームの間の微妙な境界線を歩く。より差し迫った状況、より容易な状況は、客観性を失わせ、身振り手振りの変化を躍進だと思い込ませ、1つの躍進を解決だと誤解させてしまう。それだから、リチャード・ホルブロックの話を聞くと少しばかり当惑する、彼は、アメリカのまさに最高の外交交渉者であり、「特別な」や「前例のない」などのような言葉を駆使して、最近行われた、アフガニスタンとパキスタンからの代表団によるワシントンでの一連の会談を表現する、ホワイトハウスが会談後に、コラムニストたちに要点を説明しているなかで。彼は、デビッド・ペトラウス将軍、この人はホルブロックの言葉を補強した、の脇に配置された。その会談は、「私の予想を超えた」、と将軍は話した。このメッセージの殆どは、明らかに、外交の風船を高く飛んでおかせるためにデザインされた誇大広告である。けれども、そこにはまた、私は思うのだが、幾許かの希望的観測が巻き込まれている。

  この会談には実際に飛躍があった。しかしそれらは、官僚的な前進であり、ほんの時々、本物の変化を導くような種類のものである。ホルブロックはそのことによく気が付いていた、もちろん、と彼は急いで言った、「これが戦争に勝つことを誰も約束していない」と。彼は、その後で付け加えた、ある種の発案者の誇りをもって、「しかし、我々がやらなければ、成功は可能ではない」と。そして、彼は正しい、:初めて、アフガニスタンとパキスタンの国務大臣が同席し、情報共有に関する基本的合意の打開策を打ち出したのだ。農業と貿易の代表団や他の会談も行われた、その中で最も重要なことは、軍と情報部の代表者が来たことだ。(アフガニスタンの情報局が、タリバンを作り出したパキスタンの統合情報局と、食事を共にするという考えは、唖然とさせられる)これらの進歩は、その場の前向きな発展によってより大きな重要性を与えられた – とくに、パキスタンの明白な決定はインドとの国境から移動させた6から8の軍隊を用いて、タリバンのイスラマバードへの進軍を止めたことだ。  

  そしてなお、アフガニスタンとパキスタンの状況における荒涼とした真実は、両国の大統領が27人のアメリカの上院銀が出席した昼食の席で現れた、この出来事は、少々大げさすぎる「空前の」や「並はずれた」などのような讃辞に値する。その山場はテネシーの上院議員、ボブ・コーカーが、アフガニスタンのハミッド・カルザイに、アフガニスタンのアメリカ使節団の目的は何だったのかと聞いたときにやってきた。カルザイは、長い演説で議事妨害をし、コーカーはあやふやな言葉を用いずに、カルザイの答えは不可解だったと言った。その数日後の上院外交関係委員会の公聴会において、コーカーはホルブロックに立ち向かった、両国の大統領は、信用性の欠落を分け合っていると。オバマ政権によると、とコーカーは言った、カルザイ政府「は、タリバンよりも、不法な”芥子の実”で金儲けをしている」そして、パキスタンでは、と彼は言った、「リーダーは、アジフ・アリ・ザルダリの妻ベナジール・ブットーが大統領任期中に噂されていた賄賂の習慣に起因し、かつて、”ミスター10%”と呼ばれたのだ」と。  

  実際に、どちらの大統領も必ずしも政治家の手本ではない。アフガニスタンとパキスタンの現実は、両政府が最も基本的な仕事である - 安全、教育、正義 - を、自分たちの市民のために供給できていないことであり、そのことがタリバンの理由であり、それは、法と秩序についての正しく強い考えをもって、、、、 カルザイは、弁解する:彼の国は30年の間戦争に耐えてきた、彼の兄のカンダハ地方でのアヘン取引の噂と、アフガン市民サービスとの贈収賄の噂が彼の評判を大して良くしないにも関わらず。 ザルダリは全く弁解しない:彼の国は素晴らしい、教育された知識階級と、管理階級があるのだが、市民社会の基本をパキスタンの大衆に供給することは全く出来ないできた、特筆すべき告発。

   「集められるだけの無能なやつとともに進むしかない」とオバマ政権を支持するある上院議員は私に語った。我々に選択肢はない。ホルブロックは公聴会で似たような点をついた。そうだ、と彼は言った、この状況はベトナムでの戦争に似ている、サイゴンでのアメリカ大使としての、彼の初期の仕事に話を戻して言った。「構造上の、多くの類似点がある - 敵の聖地が国境を超えていること、当地の失敗、汚職、等など、しかし1つ異なることがある:それは9/11だ」と彼は言った。「その時、ベトナムからアメリカ本土への脅威はなかった」と。  

  それはホルブロックとペトラウスの両者が、ザルダリとカルザイが、時々彼らの国家の利益のためにふるまうように、注意をひくためにつついたり吹いたり出来ることは全部やる理由である、ザルダリがタリバンと戦うことを決めたことによってやったように見えるように。それは国防相であるロバート・ゲイツが、良い将軍であるデビッド・マキャナンを退任させ、他の、スタンリー・マクリスタル、テロ暴動との戦いに有用な戦略により精通した彼を着任させるのに、乗り気のように振る舞った理由である。それは、米軍が、アフガニスタンとパキスタンに駐留している理由である:なぜならばこの敵は、- 3,000人のアメリカ人を、2001年9月11日に殺した人たち - はそこで化膿していっているからである。もし、ベトナムのようではなく、アメリカの「友人」が敵と同じくらいの有能さを提供するならばそれは素晴らしいかもしれない、しかし、そこから希望的観測が必然的に始まるのだ。